真言宗智山派 獨鈷山 前山寺

はじめに

前山寺は・・・

本堂

間口十間、奥行八間の木造萱葺で棟木銘から元禄11~享保12創建と推定

明確な年代は判明していないが、絵様や建物の作りから向拝のみ後世に増築ではないかと推察される

前身の本堂は永禄年中に建てられたものであること、そして百年余りの歳月が流れ風雨により朽ちたために建立したとわかっている。

本尊は金剛界大日如来

三重塔

室町時代に建立されたとし、塔は三間三重で、高さ19.5メートル、屋根は柿葺こけらぶきである。
未完成の完成の塔」と言われ、二、三重の柱に長押なげし仕口がありながら、窓も扉もなく、また廻廊かいろう勾欄こうらんもない。

 

大正11年 特別保護建造物指定

昭和25年 国の重要文化財指定

明王堂

明王堂は

鐘楼堂

平成14年建立

冠木門

結界を意味し、この門をくぐると両側に六地蔵尊がまつられています。

江戸後期に建立

昭和8年に現在の地へ移築

切妻造、茅葺き屋根

令和5年11月登録有形文化財に指定される。

薬医門

庫裏

文政13年(1830)再建、玄関については江戸後期に増築

令和5年11月登録有形文化財に指定される。

客殿

平成14年建立

 

茶室

休憩所